銀行 bank 2004 6 15
今日(6月15日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「金利上昇が続けば、
地方銀行など中小金融機関の経営にも響く可能性が出てきた。」
「貸し出しが伸び悩むなか、
債券運用の比重を高めてきた金融機関にとっては、
保有債の価格下落で含み損が増えることにつながるためだ。」
これは、前から思っていたことですが、
日本の銀行は、いつのまにか、「投資銀行」になってしまった。
その割には、運用が下手であると思っていました。
銀行の本当の役割とは、何でしょうか。
国民から預かった資金で、債券投資をすることでしょうか。
今まで、政府が、改革と称して実行してきたものは、
実は、「延命治療」や「先送り」だった。
これで、貴重な10年という時間が消えてしまった。
少なくとも、金融システムの改革は、そう思える。